取引実績・お客様の声

介護を理由に退職した従業員に「もう少し早く会社の支援を知っていたら・・」と言われたのをきっかけに「二度と同じようなことは繰り返さない！」と誓った渋谷さん。
でも、一体何かをどうしたらいいのか・・・そんな時に和氣が講師をするセミナーに参加しました

セミナー受講後からご担当者様は「研修をやるなら講師は和気さん！」と決めくださっていたようなのですが、上司から「ほかの会社も検討するように」と言われたようです。
もちろん他の会社の研修をいくつも周り、検討したようですが、決め手は「当事者の発する言葉の説得力」と「当事者目線の話の分かりやすさ」でした、と力強い言葉をいただきました。

今期はハンドブックの作成とセミナーの実施と決めたのはいいのですが、何からどのように手を付けたらいいのかわからないご様子でした。
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ハンドブックについては、カスタマイズと言えども、レイアウトなどのイメージがつかないので、当社の役割である原稿を作ることもできませんでした。その旨を伝えたら、社内支援の制度を渡しただけで、素案を作ってくださったので、イメージもついてわかりやすかったです。また、「福利厚生サービスの中にある介護関係の支援内容もハンドブックに掲載しよう」という提案には驚きました。出来上がったハンドブックをみた従業員から「こんなサービスがあるのは知らなかった」と言ってもらえました。
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福利厚生の担当と介護関連の各規程や制度の担当部署は違いましたが、ご担当者様には、部署をまたいでご尽力いただきました。福利厚生のサービスも、従業員にとってはすべて「社内支援制度」です。
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セミナーについては、目的や対象者をお伝えしたところ、構成案をだしてもらえました。部内で議論しましたが、わからない者同志が意見を言っても仕方がないと思ったので、お任せしました。その他、質疑応答の方法や当日の時間割の方法等もわからないなかでのことなので、ご意見いただくことで安心して取り組めました。
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ご担当者様の「わからない」を具現化するのも私たちの仕事です。

セミナーの冒頭に人事担当役員様からのお話、そしてご担当者様からのお話がありました。ご担当者様の「介護離職者を出してしまった悔しさと二度と介護離職者は出さない！」という思いは参加した従業員様の心に届きました。
セミナーは40歳以上の従業員全員に通知して、その6割が参加という関心の高さでした。また、アンケートも7割の回収率で、従業員様の介護への興味関心の高さと、介護施策の土壌を作りやすい社風であることが測れました。
従業員様のニーズも多数寄せられたので、人事総務部の介護施策のスピードも要求されそうですが、「このような企画をしてくれた会社に感謝します」という複数の声にモチベーションがさらに高くなったようでした。

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以下にアンケートで寄せられた従業員様の声を少し紹介いたします

誰にでも起こり得る可能性がある介護に関し、働く事を断念する必要があるイメージが強かったです。勿論、ケースごとになるかと思いますが、対応する為の知識、選択肢の提示があった事は、とても良い気付きになったと感じています。

現在母親は全く元気ですが、73歳なのでいつまでも安心は出来ない。デイサービスや介護施設等を十分に活用して介護はプロに任せて、自分の人生を生きて良いと言い切ってもらって本当に気が楽になった。

私自身もそうですが、セミナーの出席者や他社員の中にも要介護の家族をもつ状況の方は多いのではと感じました。今後も増加すると想定出来ますので、仕事と介護の両立についての施策・支援を促進して頂きたいと思います。

個人の問題であり、且つ社会の考え方は国により多種多様/流動的で、会社としての施策は非常に難しいものと思いますが、会社がこの問題に向き合い考え続けている姿勢を保ち続けて頂くことが重要と感じます。その意味で今回のセミナー開催の意義は大きかったと思います。

私にも、親の介護のために退職した会社の同期がいます。今回のような制度や講習がもっと早くあったなら良かったと感じます。


仕事と介護を両立してもよいという会社のメッセージを知ったのはとても大きかったです。人事総務部の渋谷さんの熱意を知り、とても有り難い気持ちになりました。


仕事と両立していくには、部内及びグループ内の協力がないとやっていけません。幸い私の部署の方たちは年齢的にも介護に関して認識がある方たちが多いので、状況を理解し快く協力してくれています。ぜひ若い人たちにも周知しておいてほしいセミナーだと思いました。